フィンジアの体験談

【フィンジア体験談】母親に黙って渡されたもの

これは5年くらい前の話です。

 

直接フィンジアの体験談とは関係ないのですが、過去の苦い経験ということでお話させていただきます。

 

兄が結婚するということで、両親は結婚式の準備とか、兄の結婚相手のご両親と面談したりしていました。

 

僕も、ひとり暮らしの家から実家に帰り、簡単な顔合わせなどをしたのですが、

 

久しぶりに入った自分の部屋の机の上に、何か筒状のモノが置いてありました。

 

なんだこれ??

 

と思って見てみると、薄毛の人が髪が薄いところにふりかける、黒い粉でした。

 

フィンジアを実践して体験談を書く前の話で、今ならおそらくこういったものは渡されないと思うのですが、

 

当時の僕はしばらく絶句してしまいました。

 

その数十分後、母親と顔を合わせたときに言われたのは、

 

「机の上のあれ見た??」でした。

 

あれを髪にふりかけて、兄の結婚式に出ろと???

 

正直、ふざけんなって思いました。

 

それだけ、後頭部の地肌がすけてみえてしまったんでしょうが、

 

そこまでやらなきゃだめですか?

 

 

結局、兄の結婚式の日に、その黒い粉を僕の髪にかけることはありませんでした。

 

当時、まだフィンジアは発売していなかったと思いますが、

 

もしフィンジアが発売していたら、もしかしたら「黒い粉」を渡されることはなかったのではと思うと、ちょっと切ないです。

 

ちなみに、兄の結婚式のとき、親戚のおじさんやおばさんに、「髪の毛どうした?」と、髪を心配そうに見られました。

 

「髪薄くなったんじゃねーか?」と言われて苦笑いでかわしました。

 

「そんなに薄いかな俺…」とへこんだことを覚えています。

 

 

うちの親父や兄貴、親戚にはハゲがいないので、「なんで俺だけ」って感じです。

 

母方のおじいちゃんは薄毛だったと聞いたことがあるので、隔世遺伝かな、なんて思ったりもしました。

 

 

この話は、フィンジアの体験談を書いていて思い出したことです。

 

暫くの間、母と話すことはしませんでした。

 

ちょっとイラついたからです。

 

 

しかし、最近実家に帰ると、「髪よくなったね」。

 

「なんかコシがあってフサフサしてきたね」と言われたので、その当時のことは許しました。

 

両親もも喜んでいるようです。

 

 

フィンジアの体験談を書いていると、いろいろなことを思い出して嫌な気分になることもありますが、

 

それも過去のことと、いまは前向きになれています。